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【簡単】つみたてNISAとiDeCoの違い【第7章 iDeCo編】

前回はiDeCoの優遇される税制と、掛金の上限について紹介しました。

詳しくはこちらをご覧ください。

今回は、iDeCoではどんな商品で運用ができるのかについて、見ていきたいと思います。

はじめてのNISA&iDeCo

【簡単】つみたてNISAとiDeCoの違い【第7章 iDeCo編】

今回で第7章にもなりました。

もしかしたら、もっと手短にまとめられたのかもしれません🙇

でもこれだけ魅力的な制度を紹介するにあたっては、まだ足りないくらいです(笑)

iDeCoはどんな商品で運用できるの?

大きく分けると以下の2種類です。

  元本保証型

  • 定期預金
  • 保険

  元本変動型

  • 投資信託

定期預金や保険ではお金が減らない代わりに、利益はほとんど増えません。

そのため運用益非課税の効果を生かせないといったデメリットがあります。

お金を増やしたいなら、やはり投資信託ということになります。

つみたてNISAとiDeCoは併用できる!

お金はかかりますが正直言ってこの組み合わせが最強です。

なぜなら20年で、老後2000万円問題も

不可能ではなくなるから。

例えば、

つみたてNISAに月3.3万円、

iDeCoに月2.3万円、20年間投資して

年利4%だった場合の節税額も含めた

合計額は?

  • 「つみたてNISA」・・・1210万3563円
  • 「iDeCo」・・・843万5816円
  • 節税額・・・110万4000円
  • 合計額・・・2164万3379円

金融庁の試算では、過去20年間の長期・積立・分散投資のリターンは年率2%~8%となります。

もちろん今後もそうなる確証はありませんが、間をとっても年率4%が不可能ではないと思いませんか?

お金が長期間固定されることの不安について

僕はずっとこのことがデメリットだな、なんて思っていました。

人生の途中でなにかあったらどうしようって。

でも、確実に老後資金が用意できると考えれば、途中で手を付けられないほうがいいのかなとも思うようになりました。

老後に不安になりたくないですからね。

iDeCoの資産を60歳で引き出すには、iDeCoへの加入期間が10年以上あることが必要です。

もし加入期間が10年未満なら、加入期間に応じて受け取りを開始できる年齢が、最大65歳までずれます。

2022年以降のiDeCo制度

最後に、2022年からの大きな3つの変更点について記しておきます。

2022年4月 老齢給付金の受給開始年齢拡大

現在 60歳から70歳まで

変更後 60歳から75歳まで

これは、受け取るタイミングが選びやすくなったのと、受け取るまでの非課税で運用できる期間が、5年増えるといったメリットになります。

2022年5月 iDeCo・企業型確定拠出年金の加入年齢が5年延長

現在 iDeCo 60歳まで 企業型確定拠出年金 65歳まで

変更後 iDeCo 65歳まで 企業型確定拠出年金 70歳まで

こちらは加入していられる年齢の引き上げです。

5年間の延長にて、節税効果を得られるメリットは大きいですよね。

2022年10月 企業型確定拠出年金加入者がiDeCoに加入しやすくなる

現在 規約の定めが必要

変更後 規約の定めが不要

この改正によってiDeCoに加入できないでいる人たちが、加入者として増える見込みだそうです。

まとめ

お疲れさまでした。

今回のこのブログにて、「つみたてNISAとiDeCoの違い」の話は終わりになります。

もし追加で何か書きたいことがあれば、また書くかもしれません。

特におすすめの商品なんかは、実際にこれから僕が始めるにあたって、もっといい商品を見つけられるかもしれません。

20年後、みなさんの資産が増えて、あのとき積み立てを始めておいてよかったね、と

なることを祈っています。

では、また

はじめてのNISA&iDeCo