今回は、「宝くじで1億当たった人の末路」についてまとめました。
宝くじでも当たらないかなと思っている人、いつも宝くじを買うのに当たらない人、一発逆転人生を夢見ている人。
このような方は、本当に「宝くじで1億当たった人の末路」が、気になるのではないでしょうか。
「宝くじで1億当たった人の末路」では、この他にも様々な人生の末路を紹介されています。
本記事では、その中からいくつか気になった人生の末路を、ピックアップしてまとめていきます。
それではさっそく見ていきましょう!
宝くじで1億当たった人の末路の構成と目次
まずは「宝くじで1億当たった人の末路」についての情報をまとめました。
●宝くじで1億当たった人の末路について
- 書名:宝くじで1億当たった人の末路
- 著者:鈴木信行
- 単行本:360ページ
- 出版月:2017/3/25
- 出版社:日経BP
- 定価:1250円
●宝くじで1億当たった人の末路の目次
第一章 やらかした人の末路
第二章 孤独な人の末路
第三章 逃げた人の末路
第四章 変わった人の末路
第五章 怠惰(たいだ)な人の末路
第六章 時代遅れな企業の末路
第七章 仕事人間の末路
内容は筆者とインタビューを受けた方との対話式になっているので、テンポがよく読みやすくなっています。
最初にどういった末路だったのかという話からはじまり、最後に結論と解説でわかりやすくまとめているところも良いところだと思います。
宝くじで1億当たった人の末路の要約まとめ
それでは「宝くじで1億当たった人の末路」の要約を見ていきましょう。
●様々な人生の末路から学べること
- 思い描いた末路にならないこともある
- ときに思いやりをもった慎重な判断が必要
- 偏見を持たずに正しい目で見ること
それぞれを見ていきましょう。
1.思い描いた末路にならないこともある
「宝くじで1億当たった人の末路」から。
結論:一家離散、貧困化、人生の目的喪失・・・ ろくなことにはならない。
宝くじの当選金が払い戻される際、銀行から高額当選者に「【その日】から読む本」という冊子が渡されるそうです。
中には、「当選した興奮と付き合い、落ち着いたらローンなどの返済を優先すること」などが書かれているとのこと。
そんな冊子が配られること自体、宝くじが当たった瞬間に舞い上がってしまい、家族間でトラブルになったり、大金を手にしたがゆえに身を滅ぼす結果になる証拠だと考えられるそうです。
実際に2005年には、2億円が当選した岩手県の女性が、交際相手の男性に殺害された事件が起きています。
誰もが願う宝くじの当選かもしれませんが、「今の生活を変えないこと」が、一番大事。
そして「そもそも宝くじは買わないという選択が正しい」という結論にならざるを得ないとのことでした。
このことから「めったに起こらない幸運」を待ちわびるのはやめて、まっとうに生きることこそが、結果的に良い末路を迎えることができるのではないかと思いました。
2.ときに思いやりをもった慎重な判断が必要
「キラキラネームをつけられた人の末路」から。
結論:様々な意味で苦難が待つ。子供の名付けは慎重に。
まず、幼少期からいじめの対象になりやすく、いじめ事件の確立が高まることから、一部の私立学校では入学をさせないところがあるそうです。
そして親の虐待の犠牲になるケースが目立ち、厚生労働省のデータによると、平成初期から児童虐待のケースが約80倍に増えているそうですが、これは珍名・奇名が増えた時期と重なるとのこと。
「極端なキラキラネーム」は、就職面でも不利なんだそうです。
企業だけでなく、医療や教育の現場でも奇抜な名前による弊害は永続的で多岐に渡るというもの。
仮に個性的な名前が武器になったとしても、それは一過性に過ぎないとのこと。
こんなことをする親はおそらく「アウトローな人たち」かと思いきや違いました。
奇抜な名前を付けようとする親の多くは、ごく普通で、階層も中流以上で社会的地位もある大変まじめな人たちが多いそうです。
彼らの共通点は、「自分は個性的ではない」「抑圧された環境で没個性的な人生を余儀なくされてきた」という強い無力感と、欠乏感を抱えているということ。
この人たちが親になったとたん、子供には「個性的でかっこいい人生」「環境に適応するのではなく自分で選んだ人生」を生きてほしいと願った結果が、キラキラネームの誕生につながるそうです。
以前、「毒親サバイバル」という記事にも書きましたが、子供は親のおもちゃではありません。
「思いやりをもつ」ということは、先回りして相手の立場に立って物事を考えることでもあると思っています。
自分が良かれと思っていることが、人の人生の末路へと影響することを考えれば、こんなことにはならないはず。
お互いに「良い末路」を迎えるためにも、「思いやりをもった慎重な判断」がときには必要なのではないでしょうか?
3.偏見を持たずに正しい目で見ること
「グロい漫画が好きな人の末路」から。
結論:決して「異常」ではなく、むしろ人間として自然。
グロい漫画とは、進撃の巨人や寄生獣などの人が食べられたり、クチャクチャになるような描写が多い漫画のことです。
どちらも人気漫画であり、これらを好きな人がみな心に闇をもっているのかというと違うようです。
多くの人がグロい漫画を読むのは、幼少期からのグロい経験の欠如からくる興味と、それを知ってみたいという渇望にあるそうです。
普通はだんだんと消化されていくものだそうですが、中には貯めこんだ攻撃性やトラウマが爆発して、他人への犯罪行為へと発展してしまう人もいるとのこと。
ここ最近でもブスッといく事件が多いように思います。
一人の人間が引き起こしたことが、その他大勢の人への影響を脅かすこともあるかとは思いますが、なかにはそうじゃないかもと思うくらいの、気持ちに余裕を持ちたいものです。
まとめ:色々と面白過ぎて要約が要約にならない(笑)
ごめんなさい🙇
この本、ほんとに面白くてまとめきれないです💦
まだまだいっぱい色んな人の末路があるんです。
そのどれもが勉強になるものばかり。
例えていうなら、「しくじり先生」を見ているような気分です。
「事故物件を借りちゃった人の末路」とかね。
気になるでしょ?
では、また(笑)