最近、病院でガン検診とピロリ菌の検査を行った結果、ピロリ菌感染が見つかりました。
特に体調が悪いわけでもなく、ガン検診といっても一応やっておこうくらいにしか思っていなかったので、正直少しショックでした。
急遽、ピロリ菌について自分なりに調べて分かったことがあるので、今回はそのピロリ菌についてのお話をしたいと思います。
ガン検診に行ったらピロリ菌感染が見つかった!
元々ガン検診を受けようと思ったのは、市のほうで安く検査を受けられるというチケットが届いたのがきっかけでした。
その中で、「ピロリ菌検査を受けることでガンにかかるリスクを知ることができます」、というものがあったので、ガン検診と一緒に受けることにしました。
もしもまだ、ピロリ菌検査を受けたことのない方は、一度受診されたほうがいいかもしれません。
ピロリ菌てどんな菌?
正式名称は、「ヘリコバクター・ピロリ」というようです。
ピロリ菌とは、胃の粘膜表面に生息している菌で、知らずに放置してしまうと、胃や十二指腸の病気を引き起こすことがあるやっかいな菌。
ピロリ菌が胃の中で生きられる原因は、「ウレアーゼ」という酵素を出すことができるから。
このウレアーゼが、胃の中にある尿素を分解してアンモニア(アルカリ性の物質)を作りだします。
このアンモニアにより、胃酸に含まれる塩酸が中和され、ピロリ菌の生息環境が酸性ではなくなるため、ピロリ菌は胃の中でも生き続けることができるということだそうです。
ピロリ菌によって引き起こされる病気
- 胃炎
- 胃潰瘍
- 十二指腸潰瘍(じゅうにしちょうかいよう)
- 胃ガンなど
僕はたまに胃が痛くなることがあるくらいなのですが、診断結果は「慢性胃炎」でした。
意外と自覚症状がないのに、感染しているということがあるようです。
僕が病院で言われたのは、ピロリ菌がいる状態での胃がん発生率は、感染していない人と比べると5倍の発生率だと言われました。
そして、治療した後でも感染していない人と比べると2倍の発生率だということ。
早期発見も大事ですが、治療後の定期的な検査も欠かせませんね。
ピロリ菌の感染経路は?
- 井戸水を飲む
- 親から子供への感染(大人同士での感染はほぼない)
- 大便に接触したとき
ピロリ菌は「口から感染する」細菌だそうです。
そしてこの中で、もっとも感染する確率の高い経路が、「親から子供へ」だそうです。
ピロリ菌の治療方法
- 抗生剤を飲んで除菌する
1回の除菌でピロリ菌を死滅させることができる確率は8~9割だそうです。
もし1回目で除菌できなければ、薬を変えて2回目の除菌を行うとのこと。
まとめ
まさかピロリ菌になんて感染しているとは思ってもなかったのでショックでしたが、治療することで胃ガン発症のリスクを抑えられるので結果としてよかったです。
40代になったら一度は胃カメラを飲んで、ちゃんとした検査を受けた方がいいということも聞いていたので、今回の検査で身をもって知ることになりました。
何よりも健康が第一ですからね。
自分のためにも、家族のためにも体を大切にしていきたいと思いました。
皆さんもお気をつけくださいね。
では、また。