- 前回の「シング」が好きだった
- 映画館へ見に行くか、DVDになるまで待つかで迷っている
- B’zの稲葉さんが声優ってどうなの?と気になっている
いよいよ2022年3月18日から「SING/:ネクストステージ」(以下シング2)が公開されましたね。
『SING
— 音響監督 三間雅文 (@Sunma47) March 18, 2022
ネクストステージ』
本日の舞台挨拶で
アイナジエンドさんが
「光や希望がとってもすごいので、ちょっとした闇なんて吹き飛ばされてしまうところが、見どころだと思います。『嫌だな』『辛いな』『疲れたな』と思っているときでも、この映画を見たら一気に吹き飛ばしてくれます」
素敵♫ pic.twitter.com/utT5CakVkb
前回の「シング」が大好きだった僕は、映画公開日をとても楽しみにしていました。
今回は、この映画を見に行って思ったことを正直にお話したいと思います。
まだ見ていない人にもこの映画の魅力が伝わるように、そしてなるべくネタバレしないよう気をつけて紹介したいと思います。
それではさっそく見ていきましょう!
SING/シング:ネクストステージを見た感想
前回からのキャラに加えて、新メンバーの登場で更に盛り上がりをみせるシング2。
今回はどんな歌で楽しませてくれるのかと期待していました。
普段、洋楽を聞くことはないのですが、なんとなく聞いたことがあるなと思う曲はいいものです。
気になった曲を調べてはYouTubeで見てみる。
そんなことを繰り返しています。
SING/シング:ネクストステージのあらすじ
歌のオーディションを開催し、取り壊し寸前の劇場を見事に復活させたニュー・ムーン劇場の支配人バスター・ムーン。だが、彼の夢はそれで終わらない。次に目指したのは、エンターテインメントの聖地“レッドショア・シティ”での公演だった!
バスターは仲間たちを引き連れてショービズ界の超大物、ジミー・クリスタルのところへオーディションに行き、斬新なアイデアと持ち前のハッタリで超一流劇場であるクリスタル・タワー劇場での公演の契約を取り付ける!でも、その契約には15年間、人前から姿を消している伝説のロック歌手・クレイ・キャロウェイをキャストに迎えるという条件があった。
地元の小劇場を飛び出し、途方もなく大きな舞台に立つチャンスを手にしたバスターたち。
それは、数々の困難のはじまりだった――。いま、ネクストステージに挑む彼らの、笑いと感動の物語が始まる
出典:https://sing-movie.jp
SING/シング:ネクストステージのキャスト
まずは前回から引き続き登場するメンバーを紹介します。
バスター・ムーン(コアラ) 内村光良さん
出典:https://sing-movie.jp
取り壊し寸前の劇場を見事に復活させたニュー・ムーン劇場の支配人バスター・ムーンですが、今回も得意のハッタリをかませて、仲間を率いていきます。
何度もピンチに合いながらも不屈の精神で行動する彼を見ていると、今悩んでいることなんかがちっぽけなことに思えてきます。
ミス・クローリー(イグアナ) 田中真弓さん
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個人的には一番好きなキャラです。
なんといっても彼女の性格は変に真面目だから (笑)
今回もまた体を張って、一生懸命にバスターをサポートしてくれる優秀な助手です。
アッシュ(ヤマアラシ) 長澤まさみさん
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長澤まさみさんって、歌うまいんですね。
今回のキーとなる伝説のロックスターに寄り添う彼女(アッシュ)の優しさは、以前に彼氏と別れたときの傷ついた自分を重ねているのかもしれません。
ジョニー(ゴリラ) 大橋卓弥さん
出典:https://sing-movie.jp
スキマスイッチの大橋さんが演じるゴリラのジョニー。
歌がうまいのはもちろん、今回はダンスも見どころです。
ミーナ(ゾウ) ミーシャさん
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前回は圧倒的な歌声で感動させてくれました。
そんな歌声とは裏腹に内気な彼女ですが、今回は気になる人ができたようで・・・
ロジータ(ブタ) 坂本真綾さん
出典:https://sing-movie.jp
家事に育児と大忙しのロジータは、今回の公演では主役に大抜擢。
ですが、どこの世界でも権力にはかなわないという問題があったりもして。
ほんとに忙しいお母さんです。
坂本さんが他に演じた役は何だろうって調べたら、天空のエスカフローネの神崎ひとみを演じてたんですね。
懐かし!
グンター(ブタ) 斎藤司さん
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ちょっと一人よがりで先に突っ走ってしまうところがあるグンターですが、今回は舞台演出のアイデア出しなど、忙しいバスターに代わって頑張っています。
ナナ・ヌードルマン(ヒツジ) 大地真央さん
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ナナ・ヌードルマンは過去のトップ女優でしたが、今となってはお金持ちの怖いおばさま。
というのは、前回序盤までのお話。
ニュー・ムーン劇場での一件以来は、バスターのことを少しは認めてくれたようで、今回はそこに愛はあるんか!?といわんばかりに愛のムチをもってバスターを叱咤激励してくれます。
SING/シング:ネクストステージの新たなキャスト
ここからは今回から、新たに加わるメンバーを紹介していきます。
ダリウス(バッファロー) 木村昴さん
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自分大好きなバッファローのダリウス、演じるのは現代版ジャイアンの声優を務める木村さん、。
今回の公演では、ミーナの相手役として抜擢されますが、まだ恋というものがわかっていないミーナとは全く息が合いません。
ナルシストですが、根は悪い奴ではないのでイケメンジャイアンを見ているような気持ちになります。
アルフォンゾ(ゾウ) ジェシー(SixTONES)
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心優しいアイスクリーム屋さんを演じるゾウのアルフォンゾ、演じるのはSixTONESのジェシーさん。
ものまねも上手なようです。
けっこう面白かったので、そのときの映像を貼っておきます↓
出典:YouTube
ヌーシー(オオヤマネコ) Akaneさん
出典:https://sing-movie.jp
どうにもダンスの上達しないジョニーが、みずから教えてほしいとお願いをしたダンスの先生役になるのはオオヤマネコのヌーシー、演じるのは「Akaneさん」という方です。
最初はAkaneさんって誰?と思ったのですが、よく知ってる人でした。
この方、過去に紅白にも出場したバブリーダンスの振付師です。
出典:YouTube
今回が声優初挑戦ということですが、とても初挑戦とは思えないほど上手でした。
ジミー・クリスタル(オオカミ) 大塚明夫
出典:https://sing-movie.jp
今回のラスボス的な存在といってもいいんじゃないでしょうか。
とにかくこの人を怒らせたら、もうこの世界では生きてはいけないというほどの権力の持ち主。
そんな相手にもハッタリをかますバスター。
当然、えらい目に合います・・・
ポーシャ(オオカミ) アイナ・ジ・エンド(BiSH)
出典:https://sing-movie.jp
ジミー・クリスタルの娘役のポーシャを演じるのは、BiSHのアイナ・ジ・エンドさんです。
こちらも声優初挑戦だそうです。
うん、確かに初挑戦な感じがしましたよ。
でも当たり前ですが歌は上手だし、わがままなお嬢さんという役柄に違和感はありませんでした。
クレイ・キャロウェイ(ライオン) 稲葉浩志さん(B’z)
出典:https://sing-movie.jp
今回の大目玉となるのは、B’zの稲葉浩志さんが演じる伝説のロックスタークレイ・キャロウェイ
奥さんを亡くして以来、ずっと一人でいじけているライオン。
ほんとにお前ライオンか?と疑いたくなるほど落ち込んだ様子でした。
見た目は年老いたライオンなのに、稲葉さんの声が若い!
徐々に前向きになっていく姿に、ラストステージへの期待が膨らんでいたのですが・・・
【ネタバレ有】心に残ったことと、ラストへの不満
どんな困難にも「不屈の精神」で立ち上がるバスターには本当に関心しました。
何があっても仲間を率いてショーを成功させるんだという姿勢は、経営者として素晴らしいことだと思います。
ときに出来もしないようなハッタリをかますのも、さらなる高い壁を越えるためには必要なことなのかもしれませんね。
そんな彼の後ろ姿を見て、仲間も放っておけずについてくるのでしょう。
今回のショーにおいて、仲間同士の絆もさらに深まったことと思います。
しかし、稲葉さんの歌に関して一つだけ不満があります。
もっと尺をとってよかったんじゃないか!?と思いました。
最後の最後までなかなか歌い出そうとしない姿に、前回のミーシャさん演じるゾウのミーナを重ねて思い浮かべていました。
だって圧倒的な歌唱力でカッコよかったじゃないですか。
で、今回はというと、ようやく歌い出した伝説のロックスターことクレイ・キャロウェイですが、まさかの長澤まさみさん演じるアーシャと一緒に歌って終わり。
しかももっとロックな感じの歌でカッコよく決めるのかと思いきや、そうでもなく。
英語版ですが、動画があったので↓に張っておきます。
う~ん、なんか盛り上がりに欠けるんですよね。
これはこれでいいのかもしれませんが、僕はちょっと消化不良といった感じで見てしまいました。
SING/シング:ネクストステージまとめ
前回がすごく好きでハマった結果、今回は以下のようにまとまりました。
- ラストは前回の方が歌に迫力があってよかった
- せっかくの稲葉さんの歌声が生かされていないと思う
- ミス・クローリー(イグアナ)が大活躍で面白かった
- 何らかの割引を使って見るなら映画館もあり
僕はイオンカード(ミニオンズ)を使って、1000円で見れたので気になりませんが、もし満額で購入して見にいってたらDVDになるまで待ってもよかったんじゃないかと思ったことでしょう。
ただ、ミス・クローリー(イグアナ)の活躍は本当に面白かったです。
そして今回の彼女の活躍は間違いなく「助演女優賞」です。
出典:ミス・クローリー | シング Wiki | Fandom
アナ雪でいうところの「オラフ」みたいな立ち位置なのかな?
もし次回作があるなら、また彼女に期待したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。