こんにちは、のんぴこです。
ブログを書き出してから全然やらなくなった、あつまれ動物の森。
月が替わるごとに新しく取れる虫とか、魚なんかが新鮮で面白かったなー。
と、思いながら本屋をぶらぶら。
そしたら気になったのが、「ざんねんないきもの事典」という本。
ゲームで捕まえたことがあるのもいるぞってことで気になって購入。
知らなかった虫や動物たちの生態について紹介します。
ざんねんないきもの事典12選
いったい何が残念なんだろう?と、思った人。
先に言っておくと彼らの体のことだったり、生き方や能力のことについて書かれています。
へ~、そうなんだ知らなかった、みたいなことが多い印象でした。
さっそく見ていきましょう!
ホタルのほとんどは光らない
子供のころ、夜にお散歩に出かけると、公園や田んぼなんかによくいたホタル。
50種いるホタルのうち、10種のみが光るホタルだそうです。
しかも光るのは幼虫のときだけ。
大人になったらもう光らないんだって。
ほんと見なくなったなー、どこいったー?
カモノハシは乳首がない
鳥と同じように卵から生まれるけど、哺乳類なカモノハシ。
育て方は母乳だそうです。
どっから飲むねん、と思っているとお腹の皮ふから汗のように染み出すんだとか。
たくさん飲んで、大きく育ってね。
ホッキョクグマの肌は黒い
アイスといったら、しろくまが好き。
エアコンのイメージキャラクターにもなってる、白くて涼しい感じのクマ。
実際は毛の色も白ではなく、ガラスのようにとうめいで、光の反射で白く見えているそうです。
ちなみにこんな寒そうなところで活動できるのは、ストローのようになっている毛の中に、温かい空気をため込んで寒さから身を守っているから。
あらためて写真で見ると怖っっ💦
クリオネは食事のときに頭が割れる
「流氷の天使」なんて言われるほどキレイな姿をしていますよね。
これ、貝の仲間なんですって。
別名を「ハダカカメガイ」といって、子供のころはカラがあるんだそうです。
大好物の巻貝を見つけると…
寄生獣のアレと同様に、自分の頭がパカっと割れて相手を捕まえ、本体の養分を吸い上げて消化するそうです。
こえーよぉ…
スズメバチの成虫は幼虫から食べ物をもらう
そのお返しとして、幼虫の口から出るドロドロとした栄養液をもらうそうです。
毒針のついたおしりを動かすために、細くなったお腹のくびれのせいで、固形物が通らなくなったんだとか。
大人と子供の間で、ギブアンドテイクが成立してるんですね。
うまいことできてるなぁ。
ゾウの歯は、年を取るとすり減ってなくなる
ゾウはこの長い牙のほかに、奥歯が上下2本ずつ生えていて、すり減った段階で一生のうちに5回も生え変わるそうです。
すり減る原因は、樹皮や小枝なんかの固いものを好むし、一日に食べる量は200㎏とハンパないから。
そりゃ減るわ。
60年ほどしてこの歯がすべてなくなると、最後は何も食べられなくなり餓死する運命に。
あくまでも野生のゾウの話だと思うけどね。
人間も、動物も歯は大事。
アライグマは食べ物をあらわない
あらわんのんかい!
目が悪いから、獲物を捕まえるときに石の下などを手探りで探す様子が、洗っているように見えるだけなんだそうです。
しかも、大人になると超凶暴になるみたいです。
鋭い牙と爪で人を攻撃し、檻に入れても器用な手先をつかって次々と脱走し、現在全国で野生化しては、狂犬病などの危険な病気を広めているそうです…
ラスカルのイメージと全然ちがーう!
キツツキは、頭に車が衝突したくらいの衝撃を受けている
コンコンと木にくちばしを打ち付けるスピードは、1秒間に20回だそうです。
「1コン」あたりだと0.05秒のスピードで削っていることになります。
このときの頭にかかる力は、重力の1000倍ということなので、トラックが頭にぶつかったときと同じくらいの衝撃ですね。
なにしとんねん!
ゴリラは知能が発達しすぎて下痢ぎみ
ストレスがあると、指を食いちぎったりするのは聞いたことあったけど、その他にもわきの下が臭くなったり、急に下痢をするらしいです。
しかもストレスでそれを食べるんだとか…
見た目とは裏腹に、豆腐メンタルの持ち主なんですね。
モンシロチョウの幼虫は、キャベツを食べると天敵におそわれる
ほとんどの昆虫がキャベツを嫌って食べない中、モンシロチョウの幼虫は独り占め状態。
なんせ昆虫にとってキャベツは、まずいと感じる成分が含まれているそうです。
ただ一人キャベツが大好物のモンシロチョウの幼虫ですが、食べられた方のキャベツは、特別なにおいを発して幼虫の天敵である寄生バチを呼びます。
この寄生バチは何をするのかと言うと、幼虫に自分の卵を産み付けるそうです。
たぶん産み付けられた卵は、幼虫を養分として成長後、食い破って出てくるんでしょうか。
キャベツ恐るべし!
コアラが一日中寝ているのは、ユーカリにふくまれる猛毒のせい
主食のユーカリの葉には、防虫剤にも使われる青酸やタンニンなどの猛毒が含まれているそうです。
他に食べる動物がいない、この猛毒の葉を食べられる体になったことで、生存競争に勝ち残ったんだとか。
しかし猛毒の葉のため、解毒するエネルギーも必要になります。
そのエネルギーを普段から節約するために、昼間は寝ているそうです。
子供のころ動物園に見に行っても、いっつも寝ててつまんねーなって言ってごめんね。
モグラがトンネルをほるスピードは、カタツムリが進む速さとほぼ同じ
おっっっそ!!
もっと早くにどんどん掘り進むんかと思ってた。
1時間に堀り進むスピードは、たったの80㎝ほどだそうです。
しかも、新しく掘ることはあまりなく、すでにあるトンネルを行き来するだけみたいです。
このトンネルの奥に、ボール状の巣を作って繁殖するモグラ。
これもまたイメージと違ったなぁ。
まとめ
いや~、面白かった。
ざんねんというより、知らなかったり、思ってたのとは違うことが多かったように思います。
この他にも、まだまだたくさんの知られていない動物の生態があります。
次回は、後編としてまた別のものたちを紹介していきます。
このブログを通じて、少しでも皆さんの話のネタの一つにでもなれたら幸いです。
では、また。