こんにちは、のんぴこです。
今回は、戦争に使われているものと、安全を守るために必要なもの、それぞれにかかるお金についてまとめていきます。
どちらかというと、子供向けの本になってると思います。
でも、大人が読んでも十分に楽しめる内容になっているので最後まで見て行ってね。
戦争と安全の値段
両極端なタイトルやなって思ったのが第一印象でした。
まずは安全を守るものから。
安全を守るものにかかるお金
信号機っていくらなの?
A : 400~500万円。
第二次世界大戦以降、1970年までに交通事故で亡くなった方が、約4倍ほどに膨れ上がったそうです。
理由は交通整備が追い付かないから。
それじゃあいけないってんで、交通整備に力を入れ始め、特に信号機が増えるにしたがって、死者数が激減。
命を守るだけじゃなく、渋滞の解消にも役立っている信号機。
今ではあって当たり前だけど、整備されてない時代なんて怖かっただろうなぁ。
あおり運転なんて普通だったりして?
消防自動車はいくらする?
A : ポンプ車 約2300万円、はしご車 約1億7000万円。
子どもが大好きな消防車。
赤色なのは、最初に輸入したドイツの消防車が赤色だったから、それが基準の色になったそうです。
火事のときは「ウー」というサイレンと「カンカンカン」という鐘を鳴らし、消化したら鐘だけを鳴らして帰っていくんだって。
僕はどれも火事かなって思っちゃう。
駅の点字ブロックは、一枚いくら?
A : 一枚2500円。
目の不自由な方のために設置されているブロック。
今では駅構内でおなじみですが、それでも転落事故が発生した過去があるため、1日の利用者が10万人以上の駅には、ホームドアを設置することが決まったそうです。
画像Wikipediaより
ちなみにこのホームドアは、1ホームあたり 10億円です。
アメリカと日本を結ぶ海底ケーブルのねだんは?
A : 306億円。
途中、60kmごとに置かれた中継装置で光の信号を増幅させながら、海底を9000mにわたって伝わっていくそうです。
とおっっ!!💦
インターネットやメール、電話がつながっているのはこの海底ケーブルのおかげなんですね。
これ以外にも世界中の海の底には、110万km以上の通信ケーブルが張り巡らされているんだって。
宇宙服って1セットいくらなの?
A : 10億5000万円。
内訳
- スーツ 約1億円
- ヒーター付きの手袋 約220万円
- 生命維持装置(リュック)約9億5000万円
宇宙では、太陽光が当たるところでは100度を超え、逆に日陰ではマイナス100度以下になるそうです。
わかってはいたけど、そんな過酷な環境に行くには、これだけの費用がかかる装置が必要なんですね。
銃1丁いくらで買える?
A : アメリカでは5万円。
意外と安いもんですね。
「自分の身は自分で守る」
周りの人みんなが持ってたら、自分も持ってないと怖いのかな?
銃のない日本に生まれてよかった…
無実の罪に対しての賠償額は?
A : 1日最高1万2500円が支払われる。
実際にあった例でいくと、布川事件があげられます。
29年の服役後、無罪判決になった結果、
12500円 × 365日 × 29年 = 1億3000万円
が、支払われたそうです。
年収500万の人が、29年間で稼ぐ金額は、1億4500万円
お金だけが戻ってきたとしても…
無実の罪を着せられることによって、失うものの代償の計り知れなさがわかりますね。
自衛隊のねだん
日本の防衛費(2021年度予算)
A : 5兆3422億円
この防衛費の半分は人件費だそうです。
その他には維持費、装備品、基地対策等々・・・
つね日頃、危険と隣り合わせで訓練されている自衛隊の皆さんには頭が下がります。
地雷っていくらなの?
A : 1個 300円
1個たったの300円ですよ!?
冗談じゃないですよね、こんな安い値段で作れて、犠牲者がたくさんいるなんて。
しかも1個撤去するのにかかる費用は、100倍もの費用がかかるそうです。
まさに「悪魔の兵器」…
ドローンのねだん
A : 1万円以下のものから、数10億円のものまである
割と最近では個人でも手に入りやすくなったドローン。
おもちゃのうちはいいんですが、これが軍事用となると一変。
殺りく兵器として利用されてしまうから恐ろしい。
アメリカ軍は、2023年 までにすべての攻撃機の3分の1をドローンに置き換える予定なんだとか。
画像Wikipediaより
無人攻撃機プレデター 1機5億円
こうゆうのって、自分の意思がないからなんか怖いなー。
核兵器のねだん
A : 3700億円(アメリカが核兵器を維持するのに必要なお金 2015年)
この核を廃棄するのに必要なお金は、核弾頭1個 1000万円だそうです。
もうこの写真を見ただけで人類を破滅へと導くものだと、おわかりなのでは?
まとめ
命を守るために使われているお金、自分、又は国民を守るために使われるお金と、用途は様々でした。
その中でも平等であってほしいと思うのは、命の尊さでした。
自分を守るために他人を犠牲にしていいはずがありませんからね。
平和であることに感謝したいと思います。
読み進むうちに、いつの間にか深いところまで考えさせられる内容でした。
ものの値段や価値を知って、少しでも楽しんでもらえたなら幸いです。
では、また。