読書

【人前で話すコツ】カーネギーこども話し方入門8選【要約】

こんにちは、のんぴこです。

人前で話をするのが苦手で困っている人いませんか?

僕はハッキリ言って苦手です。

緊張するのはもちろん、相手に言いたいことが伝わらないなんてことがよくあります。

「は!?」

って言われると、もういいです、すいませんでしたー💦 みたいな(笑)

今回紹介する本は、デール・カーネギーさんという方が100年くらい前に書いた、「カーネギー話し方入門」という本を、やさしく書き直されたものです。

こういった本は大人向けに書かれたものより、子供向けに訳されているので、要点だけが分かりやすくて好きです。

ここで、カーネギーさんについて少しお話します。

もともとは学校の先生を目指していたそうですがうまくいかず、自動車の販売など色んな仕事をしていたそうです。

大学の演説大会では優勝するほど話が上手だったカーネギーさんは、あるとき夜間の学校で「話し方講座」を担当します。

そのとき人気者になったカーネギーさんの授業内容を本にしたものが、「カーネギー話し方入門」だそうです。

その他にも自分の経験をたくさんの本にまとめたそうですが、なかでも有名なのがコレ

見たことある人もいるんじゃないかな。

100年ほども前に書いた本が、いまだに世界中で売れ続けているなんてすごいなー。

カーネギーこども話し方入門

緊張するとよけいに不安になって、相手にうまく伝えられないよね。

どうしたらいいんだろう…

今から話す内容のうち、一つでも実践できたら少しはコミュニケーションが楽になるかも?

30項目もある中から、特に大事だと思うところだけをピックアップしていきます。

話すための心の準備

深呼吸をして、自信と勇気をもつ

人前で話すために必要なのが自信と勇気の2本柱なんだそうです。

そんなのわかってるけど、自信も勇気もないから緊張するんだよね。

そんなときはおへその下に手を当てて、鼻から息を吸って、口からフーッと息を吐きだす深呼吸をすること。

ただの深呼吸かもしれないけど、そうすることによって気持ちが落ち着くことは確か。

僕が会社でプレゼンをしたときは、良い気を吸って、悪い気を吐き出すというイメージで深呼吸をしていました。

あとはもう、うまくいかなくても最初から自信と勇気をもってしまえば、意外と上手に話せることが多いそうです。

うじうじしてるよりも、多少の開き直りは必要かもね。

どうしたら緊張しないでいられるの?

話す内容を知り尽くし、十分に考え、準備をしっかりと行うこと。

芸人さんの話が面白いのは、仲間内で何回も話してウケたものを選んでいるそうです。

何度も話して、練習して、準備しているからこそ面白いんですね。

話すときのポイントは、

  • 話す内容を3つくらいに絞る
  • 1つの話しは15秒くらいでまとめる

ダラダラと長話をしても、誰も聞いてはくれないよ。

話す内容はどうやって考えるの

話のネタ帳をつくってみよう

メモ帳をつくっておいて、常に気づいたことなんかを書きとめること。

カーネギーさんによると、話が面白い人はいつもノートをもち歩いて、気づいたことをメモしているそうです。

このメモする習慣を身につけると、気づきも増えるとのこと。

書きとめることも大事だけど、それを見返すことも同じくらい大事。

どうしたらわかりやすい話になるの?

「起承転結」で順序立てて話すこと。

  • 起・・・物語冒頭
  • 承・・・起で受けた内容の発展
  • 転・・・盛り上がりどころ
  • 結・・・締めくくり

一番のポイントは「転」の盛り上がりどころ。

ところがそうではありませんでした、みたいな注目させるための変化ですね。

ちゃんと印象付けてから、最後の締めにかかると記憶にも残りますからね。

そんなふうに組み立てが難しい場合は、最初に結論を言う方法。

ブログを書くときの方法でもよく言われていることです。

実際に話すときに注意すること

メモを見ながら話さないこと

ただ書いてきたメモを読むだけでは、空気が冷めて退屈になる。

これはちょっと難しいけどね。

でもテレビなんかでもよく言われているのは、ただの棒読みでしかないといった批判。

やっぱり感情を込めて、自分の言葉で相手に話かけないと想いが伝わらないんでしょうね。

大事な言葉はゆっくり強く強調する

キーになる言葉だけをしっかり強調すればいい。

「心技体のうち、体 こそが重要なんです」

と強調すれば、「体」が大事なんだとわかりますよね。

さらに、その「体」ですが、ともう一度繰り返して強調する手もあるし、ゆっくりしゃべる方法もあるそうです。

盛り上げて話すにはどうしたらいいの?

はじめと終わりの言葉が大事

グダグダの話になって失敗するのは、はじめと終わりを決めておかないから。

失敗する人は初めの入り方が弱いんだそうです。

やはり最初から結論をいうことで、人を引き付けられる効果が大きいようです。

聞いている人が関心をもっている話をする

大切なのは、いつも何の集まりだったかを意識して、その場にふさわしい話をすること。

冠婚葬祭では、それぞれで話の内容を使い分けるように、適切な内容にすることが大事なんだそうです。

そしてみんなが喜ぶのは全然知らない話より、それ知ってるけどそこまで詳しく知らなかった、という話をすると聞いてよかったと思われるそうです。

まとめ

ここで書いたことって、ブログの書き方にもつながるんですよね。

勉強になったなぁ。

でも、どうやっても緊張ってするものだと思うんですよね。

準備さえしっかりとしておけば、緊張感を楽しめるようになるのかな。

ここで書いたブログが、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

では、また。