こんにちは、のんぴこです。
人前で話をするのが苦手で困っている人いませんか?
僕はハッキリ言って苦手です。
緊張するのはもちろん、相手に言いたいことが伝わらないなんてことがよくあります。
「は!?」
って言われると、もういいです、すいませんでしたー💦 みたいな(笑)
今回紹介する本は、デール・カーネギーさんという方が100年くらい前に書いた、「カーネギー話し方入門」という本を、やさしく書き直されたものです。
こういった本は大人向けに書かれたものより、子供向けに訳されているので、要点だけが分かりやすくて好きです。
ここで、カーネギーさんについて少しお話します。
もともとは学校の先生を目指していたそうですがうまくいかず、自動車の販売など色んな仕事をしていたそうです。
大学の演説大会では優勝するほど話が上手だったカーネギーさんは、あるとき夜間の学校で「話し方講座」を担当します。
そのとき人気者になったカーネギーさんの授業内容を本にしたものが、「カーネギー話し方入門」だそうです。
その他にも自分の経験をたくさんの本にまとめたそうですが、なかでも有名なのがコレ
見たことある人もいるんじゃないかな。
100年ほども前に書いた本が、いまだに世界中で売れ続けているなんてすごいなー。
カーネギーこども話し方入門
緊張するとよけいに不安になって、相手にうまく伝えられないよね。
どうしたらいいんだろう…
今から話す内容のうち、一つでも実践できたら少しはコミュニケーションが楽になるかも?
30項目もある中から、特に大事だと思うところだけをピックアップしていきます。
話すための心の準備
深呼吸をして、自信と勇気をもつ
人前で話すために必要なのが自信と勇気の2本柱なんだそうです。
そんなのわかってるけど、自信も勇気もないから緊張するんだよね。
そんなときはおへその下に手を当てて、鼻から息を吸って、口からフーッと息を吐きだす深呼吸をすること。
ただの深呼吸かもしれないけど、そうすることによって気持ちが落ち着くことは確か。
僕が会社でプレゼンをしたときは、良い気を吸って、悪い気を吐き出すというイメージで深呼吸をしていました。
あとはもう、うまくいかなくても最初から自信と勇気をもってしまえば、意外と上手に話せることが多いそうです。
うじうじしてるよりも、多少の開き直りは必要かもね。
どうしたら緊張しないでいられるの?
話す内容を知り尽くし、十分に考え、準備をしっかりと行うこと。
芸人さんの話が面白いのは、仲間内で何回も話してウケたものを選んでいるそうです。
何度も話して、練習して、準備しているからこそ面白いんですね。
話すときのポイントは、
- 話す内容を3つくらいに絞る
- 1つの話しは15秒くらいでまとめる
ダラダラと長話をしても、誰も聞いてはくれないよ。
話す内容はどうやって考えるの
話のネタ帳をつくってみよう
カーネギーさんによると、話が面白い人はいつもノートをもち歩いて、気づいたことをメモしているそうです。
このメモする習慣を身につけると、気づきも増えるとのこと。
書きとめることも大事だけど、それを見返すことも同じくらい大事。
どうしたらわかりやすい話になるの?
「起承転結」で順序立てて話すこと。
- 起・・・物語冒頭
- 承・・・起で受けた内容の発展
- 転・・・盛り上がりどころ
- 結・・・締めくくり
一番のポイントは「転」の盛り上がりどころ。
ところがそうではありませんでした、みたいな注目させるための変化ですね。
ちゃんと印象付けてから、最後の締めにかかると記憶にも残りますからね。
そんなふうに組み立てが難しい場合は、最初に結論を言う方法。
ブログを書くときの方法でもよく言われていることです。
実際に話すときに注意すること
メモを見ながら話さないこと
これはちょっと難しいけどね。
でもテレビなんかでもよく言われているのは、ただの棒読みでしかないといった批判。
やっぱり感情を込めて、自分の言葉で相手に話かけないと想いが伝わらないんでしょうね。
大事な言葉はゆっくり強く強調する
キーになる言葉だけをしっかり強調すればいい。
「心技体のうち、体 こそが重要なんです」
と強調すれば、「体」が大事なんだとわかりますよね。
さらに、その「体」ですが、ともう一度繰り返して強調する手もあるし、ゆっくりしゃべる方法もあるそうです。
盛り上げて話すにはどうしたらいいの?
はじめと終わりの言葉が大事
グダグダの話になって失敗するのは、はじめと終わりを決めておかないから。
失敗する人は初めの入り方が弱いんだそうです。
やはり最初から結論をいうことで、人を引き付けられる効果が大きいようです。
聞いている人が関心をもっている話をする
大切なのは、いつも何の集まりだったかを意識して、その場にふさわしい話をすること。
冠婚葬祭では、それぞれで話の内容を使い分けるように、適切な内容にすることが大事なんだそうです。
そしてみんなが喜ぶのは全然知らない話より、それ知ってるけどそこまで詳しく知らなかった、という話をすると聞いてよかったと思われるそうです。
まとめ
ここで書いたことって、ブログの書き方にもつながるんですよね。
勉強になったなぁ。
でも、どうやっても緊張ってするものだと思うんですよね。
準備さえしっかりとしておけば、緊張感を楽しめるようになるのかな。
ここで書いたブログが、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
では、また。