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【5分でわかる】ニュースで話題の「木枯らし1号」について

こんにちは、のんぴこです。

夏が終わったと思ったら、急に冬が来たんか!っていうくらい寒くなりましたね。

寒気・悪寒のイラスト

そんな中、ニュースで「木枯らし1号」の話題が流れていました。

はじめはそんなに気にしていなかったんですが、吹くのか吹かないのかと話題になっていたので、気になって調べてみることにしました。

というわけで、今回は「木枯らし1号」についてまとめました。

ニュースで話題の「木枯らし1号」とは

風のイラスト

木枯らし1号とは

その年初めて、晩秋から初冬にかけて木の葉を吹き散らすほどに吹く、北よりの冷たい強風のこと。

木枯らし1号の発表は東京と近畿地方のみ。

木枯らし2号以降は発表されないそうです。

なんで東京と近畿地方しか観測されないの?

東京と近畿地方しか観測されない理由としては、

  • 木枯らしの定義に合う風が吹くこと
  • 人口が多いこと
  • そこに住む人々の話題にのぼること

これらの理由から観測が始まり、現在に至っているそうです。

木枯らしの定義とは

東京と近畿地方では少し違いがあるようです。

東京

  • 10月半ば~11月末までの間
  • 気圧配置が、西高東低の冬型の気圧配置
  • 風向が西北西~北
  • 最大風速が秒速8メートル以上(発表は最大瞬間風速)

近畿地方

  • 霜降(10月23日頃)~冬至(12月21日頃)までの間
  • 気圧配置が、西高東低の冬型の気圧配置
  • 風向が北より
  • 最大瞬間風速が秒速8メートル以上(発表は最大瞬間風速)

この秒速8メートルの風とは、木の小枝が揺れるくらいの強さです。
そして、風速が1メートル上がるごとに、体感温度は大体1度ほど下がるそうですので、やはり冷たい風による冷え込みに注意が必要ですね。

ちなみに、木枯らしの発生がない年もあったそうです。

木枯らし1号が吹いたらどうなるの?

木枯らし1号が吹くことで、高気圧が流れ込み、晴れる日が増えるそうです。

そんな「秋晴れ」の日は、朝晩が冷え込むことがあるとのこと。

そして、木枯らしのあとは「空っ風(からっかぜ)」の季節、と関東地方ではよく言われています。

いずれにしても本格的な冬が来ることを示すサイン。

風邪を引かないよう、できるだけ温かい服装をして気をつけましょう。

まとめ:木枯らし1号は本格的な冬の到来をしらせるサイン

ふだんあまり気にしていないことも、調べてみると勉強になりました。

勉強をしている人のイラスト(男性)

今後もこのような「知っている」けど「わかっていない」ことを記事にしていけたら面白いかなと思っています。

こんなささいな知識でも、みなさんのお役に立てれば嬉しいです。

では、また。