こんにちは、のんぴこです。
夏が終わったと思ったら、急に冬が来たんか!っていうくらい寒くなりましたね。
そんな中、ニュースで「木枯らし1号」の話題が流れていました。
はじめはそんなに気にしていなかったんですが、吹くのか吹かないのかと話題になっていたので、気になって調べてみることにしました。
というわけで、今回は「木枯らし1号」についてまとめました。
ニュースで話題の「木枯らし1号」とは
●木枯らし1号とは
その年初めて、晩秋から初冬にかけて木の葉を吹き散らすほどに吹く、北よりの冷たい強風のこと。
木枯らし1号の発表は東京と近畿地方のみ。
木枯らし2号以降は発表されないそうです。
なんで東京と近畿地方しか観測されないの?
東京と近畿地方しか観測されない理由としては、
- 木枯らしの定義に合う風が吹くこと
- 人口が多いこと
- そこに住む人々の話題にのぼること
これらの理由から観測が始まり、現在に至っているそうです。
木枯らしの定義とは
東京と近畿地方では少し違いがあるようです。
●東京
- 10月半ば~11月末までの間
- 気圧配置が、西高東低の冬型の気圧配置
- 風向が西北西~北
- 最大風速が秒速8メートル以上(発表は最大瞬間風速)
●近畿地方
- 霜降(10月23日頃)~冬至(12月21日頃)までの間
- 気圧配置が、西高東低の冬型の気圧配置
- 風向が北より
- 最大瞬間風速が秒速8メートル以上(発表は最大瞬間風速)
この秒速8メートルの風とは、木の小枝が揺れるくらいの強さです。
そして、風速が1メートル上がるごとに、体感温度は大体1度ほど下がるそうですので、やはり冷たい風による冷え込みに注意が必要ですね。
ちなみに、木枯らしの発生がない年もあったそうです。
木枯らし1号が吹いたらどうなるの?
木枯らし1号が吹くことで、高気圧が流れ込み、晴れる日が増えるそうです。
そんな「秋晴れ」の日は、朝晩が冷え込むことがあるとのこと。
そして、木枯らしのあとは「空っ風(からっかぜ)」の季節、と関東地方ではよく言われています。
いずれにしても本格的な冬が来ることを示すサイン。
風邪を引かないよう、できるだけ温かい服装をして気をつけましょう。
まとめ:木枯らし1号は本格的な冬の到来をしらせるサイン
ふだんあまり気にしていないことも、調べてみると勉強になりました。
今後もこのような「知っている」けど「わかっていない」ことを記事にしていけたら面白いかなと思っています。
こんなささいな知識でも、みなさんのお役に立てれば嬉しいです。
では、また。