読書

【感想】心の持ち方 ~名言10選~【要約まとめ】

こんにちは、のんぴこです。

今回は僕が以前、人生のどん底にいたときに読んで、心の助けになった本を紹介します。

「心の持ち方」

カバーがオシャレでかわいくなりました。

実は僕が初めて読んだときは、10年くらい前なんですが、奥さんにも読んで欲しくて買い直したんです。

本書は92項目にわたって、心の持ち方のヒントを紹介してくれています。

でも92項目って多くね!?

ってことで特に印象に残ったものだけを紹介していきます。

心の持ち方 ~名言10選~

心のお薬だと思って見てやってください。

少しでも心が軽くなるなら幸いです。

①自尊心を高める

自尊心について、知ってる人はまたこれかよって思う人もいるんじゃないかな。

この手の本には必ずといっていいほど出てきます。

そもそも自尊心ってなんだろう?

自尊心(じそんしん)とは、心理学的には自己に対して一般化された肯定的な態度である。

wikipediaより

要は、自分を否定せずに、受け入れて肯定的な心持ちって感じ。

ただそれだけだと、「自分こそは正しいんだ」みたいな人になっちゃうと、嫌われ者になっちゃうよね。

たまにそうゆう人いるけど。

だからこれに対して本書では、

自尊心とは傲慢になることではなく、自分の価値を信じることだ。

自尊心を高めれば幸福感が増す。

心の持ち方17ページより

と、説いています。

自尊心の高い人になろうね、でも、自己中な人間になっちゃいけないよってこと。

②自尊心の高い人と低い人の違いについて

「自尊心の低い人 」

  • 傲慢やうぬぼれ
  • 称賛を求める
  • 人を見下す

「自尊心の高い人」

  • 他の人が傲慢やうぬぼれであっても、気にしない
  • 自分の価値を信じている(ちゃんと理解している)から、称賛を求めない
  • 威張ったりせず、誰に対しても敬意を持って接する

さあ、あなたはどちらの人間になりたいですか?

③自分を大切にするための心得

たとえどれほど大きなミスでも、自分のミスはすべて許す。

どんなことがあっても自分を責めない。

堂々と自分をアピールする。

自分が世界で最も重要な人物であることを心に刻む。

心の持ち方24・25ページより

どんなことがあっても自分を肯定し、自分の存在を周りの人に知ってもらい、そのうえで自分は大切な存在であることを認識しよう。

存在価値を高めるためにも、自分をアピールするのは大事なこと。

僕にとってのアピールの場は、このブログです。

④批判を気にしない

批判を受けたときの対処法は2つ

①「それは自分に向けられたものではない」と結論をくだす。

②それが明らかに自分に向けられたものなら、それを拒絶する。

心の持ち方36ページより

批判とか悪口なんてものは、そのときの気分しだいで勝手なことをいうもの。

気にしない気にしない、自分の価値を信じよう。

⑤ネガティブな人に惑わされない

いいアイデアであっても批判する、ネガティブな人は必ずいる。

できるかぎり彼らとは付き合わないことだ。

心の持ち方71ページより

人がなにやっても批判したり、悪口ばっかり言ってる人っているよね。

ほんとヤダ。

でもここで負けたら彼らの思うツボ。

そんな時は、「諦めて後悔するくらいなら、行動に移す方がいい」

と、自分に言い聞かせよう。

⑥問題を書くことで解決する

心の中の問題を書き出すことによって、ストレスが解消できるし、問題を明確にして解決しやすくできる。

心の持ち方91ページより

書くだけで問題が解決できるわけじゃないけど、問題を理解しやすくなるのでオススメです。

家族に言えないような悩みも、どんどん書き出してみよう。

一度書き終わったら、どこを変えれば改善できるのかが見つかるかもしれない。

見つかったらあとは、ひたすらそれをやるだけ。

ちなみに日記をつけるのもオススメです。

日々の変化に気付けるから。

⑦過去を言い訳にしない

過去の不幸な出来事が現在の行動を引き起こすわけではない。

あなたの現在の行動を引き起こしているのは、あなたの現在の心である。

過去を言い訳にしないで、現在の自分の心の持ち方を変えよう。

心の持ち方115ページより

僕はあまりいい家庭環境で育っていないので、過去を言い訳に考えたこともあります。

でも、過去は過去でしかないし。

嫌だったならこれから新しく作ればいいんです。

前を向いて歩いていれば、何度だってやり直せるハズ。

乗り越えよう。

⑧完璧を目指さない

完璧主義者は「まだ不十分だ」と自分を責め続ける。

完璧ではなく「これで十分」という程度をめざせばよい。

心の持ち方131ページより

仕事のできる人に多いのかな?

完璧主義者になる原因の多くは、子供のころに権威者から大人の基準で判定されたのが原因だそうです。

物事に取りかかる前に、「これで十分」という基準を明確にしておこう。

適度に肩の力を抜かないと、心も体もボロボロになっちゃうよ。

⑨依存から自分を解放する

簡単に言えば、依存とは自発的意志か強迫観念によって習慣になっている行動のことだ。

有害な依存に陥ってる場合の対策は、自尊心を育てることだ。

自分をもっと愛せるようになれば、依存が自虐的であることがわかり、それをやめられるようになる。

自分をコントロールしていこう。

心の持ち方170・171ページより

有害な依存とは、例えばタバコとかお酒のことです。

こういった有害な活動を、ジョギングするとか読書をするといった健全な活動に置き換えましょう。

自分を愛するってそういうこと。

家族がいるなら、なおさらですね。

⑩好奇心を持つ

私たちの周囲には不思議が満ちあふれている。

毎日周囲のものに目を向け、新しい発見をしていこう。

心の持ち方173ページより

心が落ち込んでいるときは、なかなか好奇心なんて持てないもの。

だからこそ、今まで紹介してきたことのうち、どれか一つでも実践してみて元気になったら、最後にこれをしてみてほしいです。

いろんなことに好奇心を持って覗いてみると、興味が湧いて行動せずにはいられなくなるから。

最後にまとめ

いかがでしたでしょうか?

自分だけでなく、人との関わり方なんかにも触れてみました。

どうしても落ち込んでるときって、視野が狭くなりがちなんですよね。

だからといって、無理に元気になろうとする必要はないです。

休みときはしっかり休んで、気が向いたら少しだけ前を向いてみようかな。

そんな程度でいいんです。

僕が最初からみんなに言いたかったのは、人生って意外と楽しいんだよってこと。

このブログを通じて、少しでも誰かの役に立てたらうれしいです。

では、また。