前回は、「NISAの注意点について」を紹介しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
今回は、「つみたてNISA口座の開設と、商品選びのポイント」についてを紹介します。
つみたてNISAとiDeCoの違いとか言っておきながら、つみたてNISAの話ばかりでごめんなさい🙇
僕の奥さんが実際に始めようとしているのがつみたてNISAのため、勉強を兼ねてこちらを急いでいます💦
iDeCoについても、つみたてNISAがひと段落したら紹介するつもりでいます。
はじめてのNISA&iDeCo【簡単】つみたてNISAとiDeCoの違い【第5章 NISA編】
つみたてNISAとiDeCoって併用できるんですよね。
今、参考にしている本の中では併用することがベストだといっています。
でも、僕の場合は奥さんがちょっとだけ将来に向けてお金を増やせたらいいなって程度なので、つみたてNISAだけをやろうと思っています。
なので、iDeCoについて知りたい方はもうしばらくお待ちください。
つみたてNISAの金融機関選び
つみたてNISA口座では1人1口座しか持てないので、どこでスタートするかは重要になってきます。
といっても、取扱商品の数が少ないところを選ぶメリットなんてないので、オススメはネット証券の3つだけです。
ネット証券 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
取り扱い商品数 | 164本 | 162本 | 151本 |
最低投資金額 | 100円 | 100円 | 100円 |
積立頻度 | 毎日・毎週・毎月 | 毎日・毎月 | 毎日・毎月 |
サポート体制 | ・コールセンター 平日8時~17時 ・AIチャット | ・コールセンター 平日8時30分~17時 ・AIチャット | ・コールセンター 平日8時~17時 ・AIチャット |
保有特典 | Tポイント | 楽天ポイント | マネックスポイント |
金融機関が決まったら、次は口座開設です。
つみたてNISAの口座を開設しよう
口座開設には3つの種類があります。
- 特定口座(源泉徴収あり)おすすめ!
- 特定口座(源泉徴収なし)
- 一般口座
特定口座(源泉徴収あり)を選んでおけば、将来的に株式などのつみたてNISA以外の投資をするときに、20万円以上の利益が出た場合でも、自分で確定申告をする必要がないので、これを選んでおくと便利です。
要は、株式などの投資で20万円以上の利益が出た場合、特定口座の(源泉徴収あり)以外だと、自分で確定申告をしないといけないので非常に面倒くさいです。
これから先、つみたてNISA以外に何も投資をするつもりのない人は、元々つみたてNISAは税金がかからないので確定申告をする必要がなく、どれを選んでも一緒です。
投資の目標を立てよう
毎月投資するのはいいとして、いったい何年でいくらになるんだろう?
そんな疑問を調べられるのが、金融庁の資産運用シミュレーションです。
あくまでも将来の目標となるものですが、知っておいて損はないと思います。
自分に合った商品の見つけ方
さぁ、ここからが本題です。
商品を買うといっても、いっぱいあるし結局どれを選んだらいいの?と、なると思います。
なので僕がおすすめするのは、今回紹介するにあたって参考にしている本、
はじめてのNISA&iDeCoこれと、
つみたてNISAはこの8本から選びなさいこの2冊の中から厳選されているものだけをおすすめします。
僕も実際に投資信託をやっていますが、この本の中で紹介されている商品を買っていました。
よかった (笑)
おすすめするにあたって、ちょっと知っておいて欲しいことがあります。
投資信託には運用手法によって大きく変わります。
その中でも、これからおすすめする商品として出てくる、国際株式型・バランス型・インデックス型・アクティブ型についてそれぞれを説明します。
● 国際株式型
株式の組入比率が70%以上で、主に外国株式で運用している投資信託です。
●バランス型ファンド
このファンドの特徴は、1本買うだけで複数の資産に分散投資ができるというものです。
投資が進んでそれぞれの資産の比率が変わってきたら、元の比率に調整してくれるといったメリットもあります。
● インデックス型
これは目標とする指標に連動することを目指す投資信託です。
例えば、「TOPIXに連動するインデックス型」の商品は、TOPIXと同じような値動きをします。
● アクティブ型
インデックス型とは違い、指標を上回る値動きを目指します。
一見、こちらの方が利益が出るように見えますが、インデックス型に勝てないことの方が多いようです。
そして、信託報酬(コスト)がインデックス型よりも高いです。
そのため、僕がこれからおすすめする商品の中からは除外します。
※著書の中ではおすすめとして紹介されているものもあります。
おすすめの商品はこれだ!
以下、つみたてNISAでの様々なスクリーニング条件にあてはまったものを、純資産順に並べて表にしています。
①国際分散投資
②日本株の比率は1/3以下
③日本株が入っているもの
④為替ヘッジなし
⑤純資産残高50億円以上
⑥ターゲットイヤーファンドは外す
順位 | ファンド名 | 運用会社 | カテゴリ | 純資産 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
1 | セゾン・ バンガード・グローバル バランスファンド | セゾン 投信 | バランス型 | 2779億 | 0.57 ±0.02 | 0.1 |
2 | セゾン資産形成の達人ファンド | セゾン 投信 | 国際株式型 | 1704億 | 1.35 ±0.2 | 0.1 |
3 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | 国際株式型 | 1192億 | 0.212 | なし |
4 | 世界経済 インデックスファンド | 三井住友 トラストアセットマネジメント | バランス型 | 1134億 | 0.55 | 0.1 |
5 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 三菱UFJ 国際投信 | バランス型 | 1123億 | 0.154 | なし |
6 | のむ ラップ・ ファンド(積極型) | 野村 アセットマネジメント | バランス型 | 595億 | 1.518 | 0.3 |
7 | iFree8資産バランス | 大和投資信託 | バランス型 | 341億 | 0.242 | なし |
8 | EXE-iグローバル 中小型株式ファンド | SBIアセットマネジメント | 国際株式型 | 109億 | 0.327 | なし |
まとめ
ここまでくれば、だいぶ絞られましたね。
僕は、4番目の「世界経済インデックスファンド」に投資しています。
この中でどれに投資をするのかは、最後は自分で決めなければなりません。
人によって意見は様々で、当然自分が選んだ商品こそが正しいんだという人もいるでしょう。
絶対に大丈夫だなんてことは言いきれないので、自分が選んだ商品を信じて長い目で見ることが最大のリスクヘッジになるのではないでしょうか。
僕も含め、皆さんの資産が増えていくことを願います。
では、また。