お待たせしました!
第6章にもなって、ようやく「iDeCo」について紹介していきます。
「iDeCo」は、これから僕が始めようかなと思っていたところなので、紹介と言いつつ、一緒に勉強していけたらいいなと思っています。
はじめてのNISA&iDeCo【簡単】つみたてNISAとiDeCoの違い【第6章 iDeCo編】
前に何度かiDeCoで積立をしようとしてたんですけど、よくわからなくて断念したままにしていました💦
せっかく節税になるのにもったいない!
と、いうことで頑張って始められるようにしていきましょう。
NISAよりも強力な3つの税制優遇
iDeCoでは、3つのタイミングで税金が節約できます。
●メリット①
「年間の掛金」が「全額所得控除」になり、所得税・住民税が減る
●メリット②
「運用中の利益」が「非課税」のため、効率よくお金を増やせる
●メリット③
「年金の受け取り時」に「退職所得控除」「公的年金等控除」という税制優遇を受けることで、税負担が減る
特に、メリット①の掛金が全額所得控除になる点は大きいと思います。
しかもこれ毎年なんです。
所得控除で、どれくらいお得になるの?
みなさんは毎年の税額がどうやって決まるのか知っていますか?
僕は難しい言葉はよくわからないけど、なんとなく分かっている。つもりです・・・
知ったかぶりではいけないので、まずはちゃんとした知識から。
まず、一年間の「給与収入」から、経費にあたる「給与所得控除」を引きます。
この残りが「給与所得」です。
次に「給与所得」から様々な「所得控除」を引きます。
この残りこそが「課税所得」です。
税率がかけられるものですね。
そして、「課税所得」に「税率」をかけたものが、「税額」です。
この「税額」から「住宅ローン控除」などの「税額控除」を引いた金額が、納める税額となります。
要は、いかに「課税所得」を少なくするかで、納める税金が変わってきます。
途中で出てきた「所得控除」
iDeCoは年間の掛金が、「全額所得控除」になるのでしたね。
だから、納める税金を少なくすることができるんです。
例
所得税の税率が10%の人が、毎月2万円ずつ積み立てた場合の節税額
iDeCoの掛金(年額)24万円 ×
(所得税率10%+住民税率10%)
= 節税額 4万8000円
しかも毎年節税できるので、20年続けた場合は合計96万円の節税になります。
人によって掛金の上限が異なる
iDeCoの掛金は、最低月額5000円からです。
そしてこの上限金額は、加入者の国民年金グループや企業年金の有無で細かく変わります。
●自営業・フリーランス・学生(国民年金第1号被保険者)
月額6万8000円 年額81万6000円
●公務員(国民年金第2号被保険者)
月額1万2000円 年額14万4000円
●専業主婦(主夫)(国民年金第3号被保険者)
月額2万3000円 年額27万6000円
●会社員 (国民年金第3号被保険者)
※企業年金なし
月額2万3000円 年額27万6000円
※企業型確定拠出年金のみ
月額2万円 年額24万円
※確定給付型企業年金あり
月額1万2000円 年額14万4000円
自営業やフリーランスの掛金が多いのは、サラリーマンの厚生年金にあたる部分がないので、将来の保証が手厚くなっているためです。
まとめ
やっぱり知れば知るほど、早めにやった方がいいんだなって個人的には思いました。
僕はこの他にも色々と投資をしていますが、これほどまでに税金対策に向いている積み立てはないと思います。
ちんけに節税なんてしてないで、株でいっきに儲けようぜ、なんてことはいずれリスクに毒されますのでご注意ください。(実体験です・・・)
では、また
はじめてのNISA&iDeCo