今回は、「モノの名前事典」の中で、日常生活において話のネタになりそうなものだけをピックアップしてみました。
そういえばアレって名前なんだっけ?物は知ってるけど名前なんて気にしたことないや、ちょっとした時の話のネタになりそうな話題を探している人。
こんな人は、何か雑学の本を読んでみたいと思っていませんか?
「モノのなまえ事典」では、日常ではよく目にするけど、名前までは知らないものを見つけることができます。
本記事では、本書の中でも特に話のネタになりそうなものだけを紹介していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう!
モノのなまえ事典の構成と目次
まずは、「モノのなまえ事典」について簡単に情報をまとめました。
●モノのなまえ事典について
- 書名:モノのなまえ事典
- 著者:杉村喜光
- 単行本:158ページ
- 出版月:2019/11/15
- 出版社:ポプラ社
- 定価:1100ページ
●モノのなまえ事典の目次
- 1章 食べ物にまつわるアレのなまえ
- 2章 学校でよく見かけるアレのなまえ
- 3章 家の中にあるアレのなまえ
- 4章 街で見るアレやコレのなまえ
何気なくいつも見ているものにも、名前があったなんて知らなかった。
そんな「気付き」がちょっとだけ嬉しい気持ちになりませんか?
僕はすぐ嫁さんに教えてあげたくなります。
知って得するモノの名前10選【話のネタ】
それでは色んなモノのなまえを見ていきましょう。
1章 食べ物にまつわるアレのなまえ
●パンのふくろを閉じるアレ
A:バッククロージャー
ミルクボーイのネタにも出てくるアレ。
1952年に、アメリカのリンゴ農園で発明されたものだそうです。
日本では年間26億個も生産され、この他にも7種類の色があるんだとか。
●お刺身の下などにしかれているアレ
A:ドラキュラマット
食品から出る血を吸いとることから名づけられたそうです。
水分を吸いとるだけでなく、抗菌や鮮度をたもつ作用もある、優秀なドラキュラです。
2章 学校でよく見かけるアレのなまえ
●学校でよく見かけるアレのなまえ
A:肋木(ろくぼく)
大正15年に学校に設置することが決められたものだそうです。
簡単にけんすいの練習とかできる便利なものなのに、いつの間にか誰も使わなくなってしまったものみたい。
僕も使ったことがないです。
●原稿用紙の真ん中にあるアレ
A:魚尾(ぎょび)
作文を書くときに使った400字詰原稿用紙。
魚の尻尾のように見えることからこの名前が付いたそうです。
半分に折る際に、「ここが真ん中ですよ」というサインになっているとのこと。
●「&」と「@」の名前は、アンドとアットマークじゃなくてアレ
& @A:「アンパサンド」と「コマーシャルアット」
「&」は英語の and を記号化したもの。
「@」は英語で 販売価格 という意味で値段を意味するもの。
どちらも元はイギリスで使われていたものを、学校で教えるようになったそうです。
●本についているひも状のアレ
A:スピン
この名前で呼んでいるのは日本だけだそうです。
英語でしおりはブックマーク。
しおりひもは、リボンと呼んでいるそう。
3章 家の中にあるアレのなまえ
●ねじってふくろを閉じたりするアレ
A:ツイストタイ
他にも「ねじねじ」や「ビニールタイ」って色々な呼ばれ方をしているもの。
中には、竹の皮や紙などでできている物もあるそうです。
●くつ下の左右をまとめてるアレ
A:ソクパス
ソクパスのソクは、英語でくつ下を意味するソックスから。
パスは広げた形が、文房具のコンパスに似ていることが由来だそうです。
ほとんどがアルミニウムでできているけど、最近では環境を考えて、紙や糸のものも増えているんだとか。
●トイレの底にたまっているアレ
A:封水
ただののこり水じゃなくて、ちゃんと意味のあるもの。
この水があるおかげで下水道からの匂いを防いだり、害虫が上がってくるのを防止しているそうです。
4章 幽霊の額についているアレ
A:額烏帽子(ひたいえぼし)
亡くなった人が天国に行くとき、神様に失礼がない服装として、お葬式でつけるようになったもの。
もののけ姫の「エボシ」とは関係ないみたいです。
※ちなみに、もののけ姫の「エボシ」は、宮崎監督の別荘がある信州の地名が由来だそうです。
●将棋盤の裏側のくぼんでいるアレ
A:血だまり
恐ろしい名前・・・
昔はルールをやぶって口を出した人は処刑され、その首を将棋盤の裏にあるくぼみに置いたとのこと。
っていう話は後から考えられた話であって、くぼみの本当の理由は、将棋の駒をさしたときにいい音が出るからだそうです。
※ちなみに将棋盤の脚は、クチナシという植物の実がデザインされているそうです。
「口を出すな=口無し」という意味が込められているんだとか。
まとめ:モノのなまえ事典では「身近なものの雑学」が学べる
いかがでしたでしょうか?
もちろん中には、知ってるよといったものもあったんじゃないかと思います。
僕も読んでいて著書の続編ですが、「ペットが出入りするアレ」というお題で、「ペットドア」という回答には、なんやそれ!と思わずツッコんでしまいました。
内容によってはしょぼいものもありますが、あくまでも知っておいてソンはないし、何かのときに話のネタになればいいなと思います。
少しでも皆様のお役に立てますように。
では、また。