読書

【書評&要約】もっとよのなかルールブック名言10選【必読】

今回は、「もっとよのなかルールブック」に関する、名言10選をまとめました。

こどもの教育で悩んでいる親御さん、学校生活で悩んでいる子。

このような方は「もっとよのなかルールブック」を読んでみることをおすすめします。

「もっとよのなかルールブック」では、こどもたちに「本音で」「真正面から」向き合うこと。

きれいごとではない「正直なことば」を伝えること。

そんな著者のポリシーに元づいて、「大人になる前に知っておいてほしい50の大切なこと」をルールにしてまとめてある本です。

本記事では、本書について書評と要約をまとめていきます。

それではさっそく見ていきましょう!

もっとよのなかルールブックの構成と目次

まずは、「もっとよのなかルールブック」について簡単な情報をまとめました。

もっとよのなかルールブックについて

内容は絵本形式になっているので、絵を楽しみながらサクサク読み進めることができます。

実はこの本、「メシが食える大人になる!よのなかルールブック」という本の第2弾です。

新しい方をと思ってこちらを紹介していますが、どちらも間違いなく良書ですので、第1弾もおすすめです。

もっとよのなかルールブックの名言10選

それでは、「もっとよのなかルールブック」の名言10選をみてみましょう。

① 成長は「だれか」とではなく、「昨日の自分」とくらべる

「最大のライバルは自分自身」という、客観的な視点からつねに自分を見つめることが大事。

人とばかり比べていると、卑屈になってしまうよ。

② 自分の「得意技」を見つける

「これなら誰にも負けない」という「得意技」は、自分自身を支える強みになる。

なにか一つでもいいから、見つけよう。

きっと自信につながるから。

③ 「くやしい」も「うらやましい」も、ちゃんと口にする

なかなか口に出しては言いにくい言葉だけど、素直に吐き出せば心がすっきりする。

気持ちをリセットできたなら、またがんばればいいだけ。

くよくよしないこと。

④ 「習っていない」を言いわけにしない

世の中は学校で習っていないことだらけ。

だから「習っていない」は通用しないし、それを理由にやらないのではなくて、まずは自分なりにチャレンジしてみることが大事。

ちなみに、「興味がないから」もいっしょです。

⑤ 「みんなと一緒」に安心しない

自分はどうしたいのかを考えて「自分の意見」をしっかりともつこと。

「みんなといっしょだから大丈夫」って、それはもう考えることをやめてしまっていないかな?

⑥ 「知っている」と「わかっている」を区別する

自分の頭で考えたり、自分の体で経験したりしてはじめて「わかっている」になる。

分かった気になって、身になっていないのはただ「知っている」だけ。

なるべくちゃんと考えて「わかっている」ところまでがんばろう。

⑦ 「学びは一生続くもの」と知っておく

「学び」は学校を卒業してからも続くもの。

自分で問題を見つけて、その答えを自分で考えられるようになることこそが、本当の「学び」です。

成長できる大人になろう。

⑧ 「つまらない」なら、自分でおもしろくする

なんでも人まかせにしないで、「つまらない」なら自分で面白いことを作り出すしかない。

それができるようにならないと、いつまでたっても「自主性」が育(はぐく)まれないよ。

⑨ 選んだ道を自分で「正解」にする

人生の選択に「正解」なんてない。

だからこそ、自分が選んだ道を努力で正解にすることが大事。

後悔はしないこと、前を向いて進もう。

⑩ 世の中はそんなにあまくない。それでも、「この世界はいいもの」と信じる

「もう何もかもイヤになった!」って気持ちになることが、いつの日かくるかもしれない。

でも、いつかいいことは必ずやってくる。

君のことをわかってくれる人は、必ずいる。

そのことを忘れないで。

まとめ:もっとよのなかルールブックは正しい道を照らしてくれる

大人の僕が読んでも、ああそうだったなと思い直されるところが多々ありました。

何があっても、腐らず自分でちゃんと答えを導き出すこと。

横道にそれそうになったときは、もう一度この本を読み返すのもいいと思います。

今回は50種類もある中から10個だけを抜粋しましたが、この他にもほんとに心に刺さるいい言葉がたくさんあるので、もしよければぜひ一度読んでみてください。

では、また。