今回は、「もっとよのなかルールブック」に関する、名言10選をまとめました。
こどもの教育で悩んでいる親御さん、学校生活で悩んでいる子。
このような方は「もっとよのなかルールブック」を読んでみることをおすすめします。
「もっとよのなかルールブック」では、こどもたちに「本音で」「真正面から」向き合うこと。
きれいごとではない「正直なことば」を伝えること。
そんな著者のポリシーに元づいて、「大人になる前に知っておいてほしい50の大切なこと」をルールにしてまとめてある本です。
本記事では、本書について書評と要約をまとめていきます。
それではさっそく見ていきましょう!
もっとよのなかルールブックの構成と目次
まずは、「もっとよのなかルールブック」について簡単な情報をまとめました。
●もっとよのなかルールブックについて
- 書名: もっとよのなかルールブック
- 著者:高濱正伸
- 単行本:112
- 出版月:2020/9/25
- 出版社:日本図書センター
- 定価:1430円
内容は絵本形式になっているので、絵を楽しみながらサクサク読み進めることができます。
実はこの本、「メシが食える大人になる!よのなかルールブック」という本の第2弾です。
新しい方をと思ってこちらを紹介していますが、どちらも間違いなく良書ですので、第1弾もおすすめです。
もっとよのなかルールブックの名言10選
それでは、「もっとよのなかルールブック」の名言10選をみてみましょう。
① 成長は「だれか」とではなく、「昨日の自分」とくらべる
「最大のライバルは自分自身」という、客観的な視点からつねに自分を見つめることが大事。
人とばかり比べていると、卑屈になってしまうよ。
② 自分の「得意技」を見つける
「これなら誰にも負けない」という「得意技」は、自分自身を支える強みになる。
なにか一つでもいいから、見つけよう。
きっと自信につながるから。
③ 「くやしい」も「うらやましい」も、ちゃんと口にする
なかなか口に出しては言いにくい言葉だけど、素直に吐き出せば心がすっきりする。
気持ちをリセットできたなら、またがんばればいいだけ。
くよくよしないこと。
④ 「習っていない」を言いわけにしない
世の中は学校で習っていないことだらけ。
だから「習っていない」は通用しないし、それを理由にやらないのではなくて、まずは自分なりにチャレンジしてみることが大事。
ちなみに、「興味がないから」もいっしょです。
⑤ 「みんなと一緒」に安心しない
自分はどうしたいのかを考えて「自分の意見」をしっかりともつこと。
「みんなといっしょだから大丈夫」って、それはもう考えることをやめてしまっていないかな?
⑥ 「知っている」と「わかっている」を区別する
自分の頭で考えたり、自分の体で経験したりしてはじめて「わかっている」になる。
分かった気になって、身になっていないのはただ「知っている」だけ。
なるべくちゃんと考えて「わかっている」ところまでがんばろう。
⑦ 「学びは一生続くもの」と知っておく
「学び」は学校を卒業してからも続くもの。
自分で問題を見つけて、その答えを自分で考えられるようになることこそが、本当の「学び」です。
成長できる大人になろう。
⑧ 「つまらない」なら、自分でおもしろくする
なんでも人まかせにしないで、「つまらない」なら自分で面白いことを作り出すしかない。
それができるようにならないと、いつまでたっても「自主性」が育(はぐく)まれないよ。
⑨ 選んだ道を自分で「正解」にする
人生の選択に「正解」なんてない。
だからこそ、自分が選んだ道を努力で正解にすることが大事。
後悔はしないこと、前を向いて進もう。
⑩ 世の中はそんなにあまくない。それでも、「この世界はいいもの」と信じる
「もう何もかもイヤになった!」って気持ちになることが、いつの日かくるかもしれない。
でも、いつかいいことは必ずやってくる。
君のことをわかってくれる人は、必ずいる。
そのことを忘れないで。
まとめ:もっとよのなかルールブックは正しい道を照らしてくれる
大人の僕が読んでも、ああそうだったなと思い直されるところが多々ありました。
何があっても、腐らず自分でちゃんと答えを導き出すこと。
横道にそれそうになったときは、もう一度この本を読み返すのもいいと思います。
今回は50種類もある中から10個だけを抜粋しましたが、この他にもほんとに心に刺さるいい言葉がたくさんあるので、もしよければぜひ一度読んでみてください。
では、また。